吾未知足 唯修身爾

一日一哩を目標としています

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461日目 曇り

打合せばかりの日。会社員は年次が上がるにつれ、会議が増えて手を動かさなくなるので業務能力が衰える、というのが定説としてあった気がする。もっとも、最近はプレイングマネジャーも増えたので、そうでもないのかもしれないが。

まあでも確かに、最低限必要な打合せはあるにせよ、長時間の打合せや会議に意味があることは少ないと思う。特に議論や協議の場としては。

結局、その場に居たとしても、常に全員が議論に参加しているわけではないし、あるいは、全員が議論に参加できるだけの見識を有しているわけでもないので、どうしたって半分くらいサボっている感じになる。

そのため、全員の目線を合わせるなんてのはまず不可能だし、最低限の認識合意を図ろうと思っても、それすら困難なことも多い。にもかかわらず、最低限の認識合意に拘ることで、ますます会議が長引く悪循環。

また、時間は長いといえど、会議参加は所詮は楽なので、長く会議をして仕事をした気になることもできる。そうなるとますます会議が長引くことになる。そして、そこに賃金が払われたりしたら、もう全く歯止めがきかない。

この点で、働き方改革とやらは意味があったと思う。長時間労働を是正するためには、要は会議を減らせばよいだけ(※私の周りのケース)。それには、全員の合意などというものを諦めるだけ。つまり、意思決定ラインの合意だけを得るよう努めればよい。

となったのが、最近の状況でもあり、あまり練られていない提案を吟味することになってしまったために、役員や上級管理職ほど忙しくなってしまったようだ。(あくまで弊社の例)

色々と一長一短がある。

ということで、長時間の打合せや会議がすべからく無駄ということではなく、価値判断(すき、すきでない)を包含しうる認識合意ではなく、提案内容の吟味(おかしい、おかしくない)といった観点で時間を割くのなら、結果的に長時間になったとしても、その後の工程がスムーズになることが期待できるので意味もあるかと思う。今日がそのような目的を達せた打合せだったかは分からないが。

さて、帰宅後は夕食、少し勉強、トレッドミル2km、自重筋トレの順。今日もお疲れ。