吾未知足 唯修身爾

一日一哩を目標としています

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454日目 晴れ

昨日の夜はまだ水曜日かと思ったが、木曜日まで終わると今週も終わった気がしてくるから不思議だ。鬼門は木曜日なのか。

ここ3週間くらい読んでいるテキストは、データサイエンスの基礎としての統計学の本なのだが、当然のように大学初年度の数学は出てくる。

なのだが、最近、データサイエンス系学部の新設が相次いでいるらしく、中には数学を入試に科さない大学もあるとかいう、至極どうでもよいニュースが出ていた。

ただ、データサイエンスは、データがあってこその下流業務だから、この業務に際限なくニーズがあるということ自体、社会的にありえないわけで、だから相次いで新設し、学びを提供したところで、国益の観点からは大した意味はないし、学んだ学生の就職に役立つかも怪しい。あって、一部の学生が先行者特権を得られるかもしれない、ということくらいだが、それには少し遅い。

社会人向けに、一部大学で学部の新設があったとかなら理解できるけれども、いまさら相次ぐ必要ある?と思わざるを得ない。

やはり、ただの大学経営施策。ビジョンなきブーム。それを端的に表しているのが、入試に数学を科さないということだろう。

もっとも、入試に科された云々ではなく、必要なら勉強すればよいだけだから、それ自体はどうでもよいのだが、浅ましい大学経営が垣間見えるようだ。まあ、そうならざるを得ない理由があるのかもしれないが。

とにかく、今日も少しテキストを読んだ。